隅田川は墨田区の西端を沿うように流れている。この川には徒歩で通行できる橋は区内に9つある。

スポーツ報知ではその橋を個別に紹介。名前の由来や歴史などを紹介する。第4回は「水神大橋」。

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 【水神大橋(すいじんおおはし)】墨田区に架かる橋で最北に位置。そして最も新しい通行できる橋だ。

 1988年に架けられ地震などの災害に備えて再開発された。この地域は防災拠点で東(墨田区側)と西(荒川区側)を結ぶ連絡橋の役割も果たしている。東側は首都高速6号線・墨堤ランプの入り口にもなっている。

 橋の形は床面の橋桁(はしげた)とアーチ(橋の弓なりの梁)を斜めに張ったケーブルでつないだ「ニールセンローゼ」方式。これも墨田区で初のタイプだ。橋の組み立ても陸上で行い台船にのせ、満潮時に架ける位置まで運び、引き潮で橋脚にのせる工事で話題になった。

 橋の長さは157メートル、幅17メートル。

橋の名は隅田川の総鎮守で、「水神社」として親しまれている(橋東側にある)隅田川神社に由来する。墨田区側から渡ると隅田川が大きく湾曲する光景が目に入り、正面には汐入公園が広がる開放感ある風景が広がっている。

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