隅田川は墨田区の西端を沿うように流れている。この川には徒歩で通行できる橋は区内に9つある。

スポーツ報知ではその橋を個別に紹介。名前の由来や歴史などを紹介する。第5回は「言問橋」。

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 【言問橋(ことといばし)】伊勢物語で名高い平安時代の貴族で歌人の「在原業平(ありわらのなりひら」が詠んだ歌の一句、「名にし負はば、いざ言問(ことと)はん都鳥…」に橋の名が由来する。

 台東区側から東へ渡ると真っ平らな光景の奥に東京スカイツリーがストレートに視界に飛び込んでくる。隅田川の両サイドを結ぶ隅田公園の景観を損なわないため橋の上にアーチがないデザインが採用された。

 橋の長さは238・7メートル。橋幅は22メートル。この橋の上下に「竹屋の渡し」と「山の宿の渡し」があり、その中間に関東大震災の復興事業として1928年に架けられた。橋の墨田区側は旧水戸藩邸の公園に続く、江戸時代以来の名所になっている。

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