隅田川は墨田区の西端を沿うように流れている。この川には徒歩で通行できる橋は区内に9つある。

スポーツ報知ではその橋を個別に紹介。名前の由来や歴史などを紹介する。第7回は「白鬚橋」。

 【白鬚橋(しらひげばし)】橋の名は墨田区向島の鎮守・白鬚神社に由来する。橋の中央に墨田区と台東区の区界(くざかい)がある。

 大正時代、隅田川には吾妻橋と(荒川区の)千住大橋の間に橋がないことが不便だという声が上がり1914年に架橋された。地元の人々が基金を集め「白鬚株式会社」を創設して架橋。当初は木製の橋で渡るためには通行料を徴収して維持管理に充てていたという。

 一説ではこの場所にはじめて「橋」が架けられたのは1180年。源頼朝が旗揚げしたときに武将の葛西三郎(=葛西清重)に命じて数千の舟を集めさせて「船橋」を架けさせたという伝説もある。これが隅田川の歴史に残る最初の「橋」とされ、「(台東区)橋場」の地名として残ってきた。

 橋の長さは168・8メートル、幅は22・1メートル。

橋桁の上に白く太い鉄骨のアーチが架かっている。その姿は遠くから見ると重量感があり骨太な印象から「恐竜のようだ」という声もある。

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