隅田川は墨田区の西端を沿うように流れている。この川には徒歩で通行できる橋は区内に9つある。

スポーツ報知ではその橋を個別に紹介。名前の由来や歴史などを紹介する。第8回は「桜橋」。

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 【桜橋(さくらばし)】墨田区と台東区の共同事業として1985年に完成した。1995年には両区の友好姉妹区のシンボルとして橋の中にモニュメントが設置された。橋の長さ169・5メートル、橋幅(中央経間)は12メートル。桜の花びらをイメージさせるような平面のX字形の形状が特徴的だ。

 隅田川では最初で唯一の「歩行者専用橋」。いわゆる「公園橋」で川の両岸に広がる隅田公園を結んでいる。また橋周辺は緩やかな傾斜堤防となっており、水辺へのアクセスが可能となっている。

 この地は江戸時代、8代将軍・徳川吉宗が植樹して以来の桜の名所で橋の名の由来にもなっている。また明治末期、当時のウィリアム・タフト大統領夫人が東京を訪れた際に向島の桜に魅せられた。

ぜひワシントンに植えたいという希望でプレゼントされたこの桜の「子孫」が桜橋を架橋したときに米国のワシントンDCから桜が届けられた。

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