隅田川は墨田区の西端を沿うように流れている。この川には徒歩で通行できる橋は区内に9つある。

スポーツ報知ではその橋を個別に紹介。名前の由来や歴史などを紹介する。最終回は「駒形橋」。

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 【駒形橋(こまがたばし)】優美で均衡のとれた橋桁上の水色のアーチが目を引く隅田川屈指の美しい橋。関東大震災の復興事業の一環として架けられ、1927年に完成した。橋の名は江戸時代から、この橋が完成するまで存在した「駒形の渡し」に由来する。

 その「駒形」の名は近くにある浅草寺に属するお堂・駒形堂に由来する。橋の西側に建つ駒形堂のすぐ前は船着き場。古くからこの地は交通の要所で、参拝者はまず駒形堂に“上陸”してから浅草寺に向かったと言われている。

 橋の長さ149・6メートル、橋幅22メートル。この土地の人々の伝承では「コマガタ」と濁らず、「コマカタ」と清く発音するという逸話もある。

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