◆米大リーグ ドジャース―ガーディアンズ(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・佐々木朗希投手(24)が30日(日本時間31日)、大谷翔平投手(31)も「1番・指名打者」でスタメン入りしたチームの開幕4戦目となる本拠地・ガーディアンズ戦で先発したが、3回にクワンに右翼線へ適時二塁打を浴びて先取点を献上した。

 初回、先頭のクワンにはストライク判定された球が“ロボット審判”こと自動ストライク・ボール判定システム(ABS)でボールになる不運もあったが、見逃し三振。

続くここまで4戦4発と好調のデローターも二ゴロに打ち取った。2死からラミレスには中前安打を許し、二盗を成功。だが、2死二塁でマンザードを左飛に打ち取った。初回から最速99・5マイル(約160・1キロ)をマーク。2回は一ゴロ、遊飛、空振り三振で3者凡退で抑えた。

 だが3回に先頭のヘッジスに右翼線への二塁打を浴びると、1死三塁でクワンに適時二塁打を浴びて先取点を献上。その後、デローターに四球を与えたが、ラミレスを空振り三振、マンザードを右直に打ち取って追加点は許さなかった。

 メジャー1年目だった昨季は、10登板(うち先発8)で1勝1敗、防御率4・46。メジャー2年目の朗希が、今季初登板を迎えた。チームが開幕3連勝発進を切って勢いに乗る中でマウンドに立った。

 オープン戦では、4登板で防御率15・58。8回3分の2を投げて17四死球と制球に苦しんだ。

昨季は長期離脱があって9月以降はリリーフに一時的に転向。ポストシーズンでは抑えも務めてワールドシリーズ制覇に貢献したが、再び先発に戻るシーズンで不安を残して開幕を迎えた。

 オープン戦最終登板だった23日(同24日)の試合後には「出た課題を一つずつ出してつぶしていくしか方法はない。スプリングトレーニング(春季キャンプ、オープン戦)の記録は忘れて。シーズンは新たなスタートになる。自分の悪いところが出たのがスプリングトレーニングでよかったなと思って、シーズンに新たな気持ちでやるしかないのかなと思います」と必死に前を向いていた。

 ロバーツ監督は試合前に「ストライクゾーンの中にしっかり投げられているかどうかだ。春季キャンプを通じて、的外れな失投が多く見られた。彼は必ずしも山本のような精密な制球力を持っているわけではないが、以前はストライクゾーンで勝負できていた。投手たちにはいいリズムで投げてほしい」と制球力の課題を口にしながらも、期待を込めていた。

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