◆米大リーグ ドジャース―ガーディアンズ(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・佐々木朗希投手(24)が30日(日本時間31日)、大谷翔平投手(31)も「1番・指名打者」でスタメン入りしたチームの開幕4戦目となる本拠地・ガーディアンズ戦で先発し、5回途中で78球(うちストライク45)を投げ4安打1失点、2四球で降板し、勝利投手の権利はつかめなかった。本拠地から大きな拍手が送られた。

 初回、先頭のクワンにはストライク判定された球が“ロボット審判”こと自動ストライク・ボール判定システム(ABS)でボールになる不運もあったが、見逃し三振。続くここまで4戦4発と好調のデローターも二ゴロに打ち取った。2死からラミレスには中前安打を許した。マンザードの打席の初球でラミレスが二盗に成功。だが、2死二塁で左飛に打ち取った。初回から最速99・5マイル(約160・1キロ)をマークした。

 2回は一ゴロ、遊飛、空振り三振で3者凡退で抑えた。両軍無得点の3回は先頭のヘッジスに右翼線へ二塁打を許すと、1死三塁でクワンに右翼線へ先取点となる適時二塁打を浴びた。4回は1死から四球を与えたが、後続を抑えて追加点は与えなかった。5回は先頭に中前安打を浴びて降板した。2番手は左腕・スコットがマウンドに上がった。78球を投げて45球がストライクで、ストライク率は57・7%だった。

 メジャー1年目だった昨季は、10登板(うち先発8)で1勝1敗、防御率4・46。メジャー2年目の朗希が、今季初登板を迎えた。チームが開幕3連勝発進を切って勢いに乗る中でマウンドに立った。

 オープン戦では、4登板で防御率15・58。8回3分の2を投げて17四死球と制球に苦しんだ。昨季は長期離脱があって9月以降はリリーフに一時的に転向。ポストシーズンでは抑えも務めてワールドシリーズ制覇に貢献したが、再び先発に戻るシーズンで不安を残して開幕を迎えた。

 オープン戦最終登板だった23日(同24日)の試合後には「出た課題を一つずつ出してつぶしていくしか方法はない。スプリングトレーニング(春季キャンプ、オープン戦)の記録は忘れて。シーズンは新たなスタートになる。自分の悪いところが出たのがスプリングトレーニングでよかったなと思って、シーズンに新たな気持ちでやるしかないのかなと思います」と必死に前を向いていた。

 ロバーツ監督は試合前に「先日の彼のブルペン(28日=日本時間29日)はよかったと感じている。

精神状態もいいはずだ。だから春季キャンプ中の一貫性のなさを乗り越えて、試合の勝敗が重要な意味を持つ実戦でのピッチングに移行してほしいと願っている。私にとって重要なのは、彼がマウンドに上がることだ。攻めの姿勢が必要だ。攻めの投球をし、持ち球を織り交ぜ、可能な限り効率的に先発投手として長いイニングを投げてほしい」と期待を込めていた。

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