テレビ朝日が31日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、フジテレビと対照的にアナウンサーが離職しにくい現状について言及した。

 同局の西新(あらた)社長は「他局のことについてはコメントを控える」とした上で、「当社は何事にも挑戦するということと、早河(洋)会長がおっしゃっている『敬意の文化』が企業風土としてあるのは間違いない」と説明した。

続けて「アナウンサー一人一人が番組やいろんなものにチャレンジできる環境と、制作現場やビジネス(職場)の方を含めて、みんなが敬意を持ってお互いに助け合って感謝し合う社風がある。そういうベースが、アナウンサーの皆さんが長くキャリアを描ける要因・環境を作っていると思う」と分析。自局のアナに向けて「これからもぜひ一緒にみんな頑張りたいアナウンサーさんです」と呼びかけた。

 フジテレビではこの1年間で、若手からベテランまで9人のアナウンサーが社を去る異例の“退社ラッシュ”となっている。一方で、テレ朝は23年9月に当時すでに68歳だったベテランの渡辺宜嗣アナが退社して以来、アナウンサーが一人も辞めていない。

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