フィギュアスケートのチェコ・プラハで行われた世界選手権日本代表が3月31日、羽田空港に帰国した。男子で銀メダルを獲得した鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)らが今大会限りで現役引退する女子の坂本花織(シスメックス)をサプライズパーティーでねぎらったことを明かした。

 鍵山によると、主に「女性陣」が「サプライズしよう!」音頭を取って坂本をねぎらうパーティーが開かれたという。女子で17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)は「ペアのゆなすみ(長岡柚奈、森口澄士)選手や(吉田)唄菜ちゃんと一緒にサプライズパーティーをしよう!と話していて。唄菜ちゃんと一緒に買い物に行って、プレゼントを準備したり、風船を膨らませたり、準備をしました」と振り返った。

 そこに鍵山らも「僕もサプライズが大好きなので、『やりたい! 』と言って」と参加した。飾り付けなども手伝い、結果、サプライズは「大成功」。坂本も喜んでくれたそうで、佐藤駿(エームサービス・明大)は「遅くまで、すごいいい夜を過ごせた感じでした」。鍵山も「シーズンが終わって、みんなようやく解放された感じで、本当に楽しくパーティーすることができました」と充実の表情で振り返った。

 世界選手権で金メダルに輝き、有終の美を飾った坂本は、チームジャパンにとってもかけがえのない存在だった。中井は「いつも支えてくれる存在ですし、自分自身が困ったときはすぐに助けてくれる存在。今季はカオリちゃんのおかげで楽しくシーズンを過ごせたと思いますし、本当に感謝したいと思います」と思いを込めた。

 鍵山も男女エースとして日本を引っ張ってきた戦友へ「僕以上に積んでいるキャリアが全然違う。やってきたことも、積み上げてきたことも、成し遂げてきたことも素晴らしいなと思います」とたたえ「世界選手権でこれ以上ない有終の美を飾って、みんなからものすごい歓声で送り出されて。

それを目の前で見ることができた。技術だけがすごくてもやっぱりそういうことって起きないと思うので、やっぱりカオリちゃんの人柄だったり、人格の素晴らしさがみんなに知られているからこそだと思うので、僕もそういうアスリートだったり、人になりたいなとずっと思っています」と尊敬のまなざしを向けた。

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