パ・リーグ 楽天―ソフトバンク(31日・楽天モバイル)

 楽天・前田健太投手(37)が31日、ホーム開幕戦となるソフトバンク戦に先発。広島時代の15年10月7日の中日戦(マツダ)以来、日本球界では3828日ぶりのマウンドに上がり、4回0/3を5安打2失点で降板。

5四球を与え、球数83球を要した。

 降板後は「良くないですね。球数も増えて四球も出してしまって全くダメです。次回に向けて修正したいと思います」と悔しそうに振り返った。勝てば同年10月2日の中日戦(マツダ)以来、日本では3833日ぶりの白星だったが、次回以降にお預けとなった。

 この日の仙台は朝から雨模様だったが、午後4時1分の試合開始時にはやんでいた。初回は3者凡退。2回は先頭の4番・柳田に左前打を許して初めて走者を背負った。続く山川に四球、栗原には右前打を浴びて無死満塁とされた。しかし、踏ん張った。7番・野村の三直が野手の正面に飛び、三塁走者・柳田が戻りきれず。ラッキーな併殺で2死一、二塁とし、海野を空振り三振に斬って得点を与えなかった。

 1点の援護をもらった直後の3回。1死から周東に中前打、近藤に四球で一、二塁と再び得点圏に走者を背負った。3番・柳町は空振り三振で2死としたが、同じ88年世代の柳田には147キロ直球を捉えられ、右前適時打とされた。

 4回は1死満塁から周東に勝ち越しの左犠飛を献上。ここで日米通算では史上7人目の通算2500投球回に到達したが、悔しい記録達成の瞬間だった。5回も続投したが、先頭の柳町にストレートの四球で降板した。

 昨季までメジャーでプレーした日米通算165勝右腕だが、この日は83球のうちストライク44球、ボール39球でストライク率は約53%と制球に苦しんだ。米国とは異なるマウンドを気にするしぐさもあった。また、この日は直球系のボールが16球だけ。スライダー、スプリットを多投する変化球主体の投球だった。

 ◆前田健太(まえだ・けんた)1988年4月11日、大阪府生まれ。37歳。

PL学園では1年夏と3年春に甲子園出場。06年高校生ドラフト1巡目で広島入団。15年オフにドジャース移籍。昨季までMLBでプレーした。13年WBC、15年プレミア12日本代表。沢村賞2度、最多勝利2度、最優秀防御率3度、最多奪三振2度、ベストナイン3度、ゴールデン・グラブ賞5度。185センチ、83キロ。右投右打。今季年俸1億5000万円(金額は推定)。

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