パ・リーグ 楽天2―4ソフトバンク(31日・楽天モバイル)

 楽天・前田健太投手(37)が31日、ホーム開幕戦となるソフトバンク戦に先発したが、4回0/3を5安打5四球2失点で敗戦投手となり、広島時代の15年9月19日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、日本球界では3846日ぶりの黒星が記録された。

 この日は15年10月7日の中日戦(マツダ)以来、3828日ぶりに日本の公式戦マウンドだった。

「良くないですね。球数も増えて四球も出してしまって全くダメです。次回に向けて修正したいと思います」と悔しそうに振り返った。勝てば同年10月2日の中日戦(マツダ)以来、3833日ぶりの白星だったが、次回以降にお預けとなった。

 この日の仙台は朝から雨模様だったが、午後4時1分の試合開始時にはやんでいた。初回。前田健は3者凡退と好発進。2回は先頭の4番・柳田に左前打を許して初めて走者を背負った。山川に四球、栗原には右前打を浴びて無死満塁。しかし、7番・野村の三直が野手の正面に飛び、三塁走者・柳田が戻りきれず。幸運な併殺で2死一、二塁とし、海野を空振り三振で得点を与えなかった。

 1点の援護をもらった直後の3回。

1死から安打と四球で一、二塁と再び得点圏に走者を背負った。2死から同じ「88年世代」の柳田には147キロ直球を捉えられ、右前適時打とされた。4回は1死満塁から周東に勝ち越しの左犠飛を献上。ここで日米通算では史上7人目の通算2500投球回に到達したが、悔しい記録達成の瞬間だった。5回も続投したが、先頭の柳町にストレートの四球で降板した。

 昨季までメジャーでプレーした日米通算165勝右腕だが、この日は83球のうちストライク44球、ボール39球でストライク率は約53%と制球に苦しんだ。米国とは硬さなどの異なるマウンドを気にするしぐさも見られた。また、この日は直球系のボールが16球だけ。スライダー、チェンジアップを多投する変化球主体の投球だった。

 楽天打線は2回に前田健の女房役を努めた太田の左前適時打で先制したが、5回2死満塁で浅村が空振り三振に倒れるなど、ソフトバンク先発の大関を崩し切れず。2点を追う8回にはWBC日本代表の松本裕から黒川が右前適時打を放ち、1点差としてなおも1死一、三塁としたが、代打・渡辺佳が中飛、現役ドラフトでソフトバンクから加入した佐藤直が空振り三振で追い付けなかった。チームは開幕戦で勝利してから3連敗となった。

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