◆JERAセ・リーグ 中日2―5巨人(31日・バンテリンドーム)

 充実の初マウンドだった。巨人・ウィットリーが来日初登板初先発。

5回6安打2失点で初勝利はならなかったが「きょうの内容で自分に勝ちがつかなくても十分満足。大事な時に自分が思った球をしっかり投げられた」と確かな手応えをつかんだ。

 必死に立ち向かった。相手のホーム開幕戦で完全アウェー。「正直に言うと、少し圧倒されるような瞬間はあった」。2回1死からサノーに142キロのカットボールを左翼席へ運ばれ初失点。5回1死二、三塁からは田中に左前適時打を浴びて追加点を許したが、最速155キロの直球、カットボール、スイーパーを武器に4奪三振と要所を締めた。「先制点を与えてしまったことは反省点だけど、自分の仕事はできた。相手のことがあまり分からない中、岸田がうまく導いてくれた」。4回2死から再びサノーと対戦して右飛に仕留めると、捕手を指さしリードをたたえた。

 課題だったクイックも上達。「首の切り方、タイミングを変える工夫ができた」と盗塁の隙を与えなかった。

阿部監督は「課題は出たと思う。次に向けて修正して、話し合っていろいろなことをやってほしい」とさらなる向上を求めた。夢だったNPBの舞台で、次こそは白星をつかみ取る。(北村 優衣)

編集部おすすめ