◆サッカー国際親善試合 イングランド0―1日本(3月31日・英ロンドン=ウェンブリースタジアム)
FIFAランク18位の日本代表は、敵地で同4位のイングランド代表に1―0で勝利。通算4戦目で初の白星を手にし、W杯本大会のメンバー発表前最後の実戦を英国遠征2連勝で締めくくった。
試合の場所は、「サッカーの聖地」と称されるウェンブリースタジアム。同スタジアムではイングランド代表との初対戦となった1995年6月3日のアンブロ杯以来、31年ぶりの試合となった。過去3試合で1分け2敗と、いまだ勝利がない相手との一戦に、日本代表は28日に1―0と勝利したスコットランド戦から、GK鈴木彩艶とDF渡辺剛、DF伊藤洋輝を除いた8人を入れ替え。MF三笘薫、FW上田綺世ら主力組をずらりと先発に並べた。
対するイングランドは、この試合を前に一部主力が負傷などを理由に離脱していたが、この試合に向けて合流していた主将のFWハリー・ケーンもまさかのベンチ外。イングランド代表の歴代最多得点記録を更新し続けるエースの定位置であるセンターフォワードには、マンチェスターCのMFフォーデンが“ゼロトップ”の形で入り、他にはチェルシーのMFパーマーらが先発に名を連ねた。
“スリーライオンズ”の愛称を持ち、自国開催の1966年W杯で優勝も経験したサッカーの母国相手に、序盤はボールを保持される時間が続く。しかし、ワンチャンスをものにし、日本が先制に成功した。前半23分、三笘がピッチ中央で相手からボールを奪取すると、カウンターを開始。左サイドのMF中村敬斗にボールを振ると、中村はエリアに入ったところで中央にパスし、三笘がダイレクトでゴール右へ。負傷により招集外のMF遠藤航、MF南野拓実らがスタンドで見守る中、三笘が右拳を突き上げた。
前半34分のMFアンダーソンのミドルシュートなど、危ないシーンはあったが、シュート8本を浴びながら粘り強い守りで得点を与えず、1点リードで折り返した。
後半も相手の反撃に遭うが、強固なブロックを敷き、守護神の鈴木彩の好セーブも光った。そのまま試合終了。22年カタールW杯以降、ドイツ(2度)、スペイン、ブラジルに続き、5度目のW杯優勝経験国の撃破を果たした。

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