◆26年北中米W杯欧州プレーオフ(パスB) スウェーデン3―2ポーランド(31日)

 欧州プレーオフの決勝が行われ、スウェーデンが2大会ぶり13度目の本大会出場を決めた。1次リーグで日本と同じF組に入り、6月26日に米ダラスで行われる第3戦で日本と対戦する。

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 最終的にはW杯出場権を獲得したスウェーデンだが、欧州予選では大不振にあえいだ。初戦こそスロベニアと2―2で引き分けたが、2戦目でコソボに0―2で敗れ、3戦目もスイスに0―2。ホームでの4戦目でコソボに0―1で敗れると、トマソン監督が解任された。

 後任を託されたのは、ブライトン、チェルシー、ウェストハムなどで指揮した経験のある戦略家のポッター監督。しかし、その後も勝ち星を重ねられず、未勝利(0勝2分4敗)の最下位で欧州予選を終える。レギュレーションで救済されてプレーオフに進出し、大逆転でのW杯出場権獲得はまさに前代未聞とも言える。

 しかし、タレントはそろっている。攻撃の中心を担う、欧州PO準決勝のウクライナ戦でハットトリックをマークした英プレミアリーグ・アーセナルで今季11得点のFWヨケレスや、負傷でPOを欠場していたリバプールFWイサク、トットナムMFクルゼフスキ、ユベントスDFホルムらも本大会では日本の脅威になるだろう。

 スウェーデン代表で長らく英雄的存在だったのは、FWズラタン・イブラヒモビッチ。121試合で同国歴代最多62ゴールをマークするなど、世界的ストライカーとして代表を牽引(けんいん)してきた。EURO2016年を最後に代表を引退したが、21年にサプライズ復帰。22年カタールW杯の出場権を逃して再び代表から離れていたが、23年に41歳で復帰するなど、常にスウェーデンの代表の顔だった。

23年シーズンで現役を引退して一つの時代の終わりを迎えたが、新たなタレントは多く現れており、日本にとっては手強い相手になりそうだ。

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