◆国際親善試合 イングランド0―1日本(31日・ウェンブリー)

 日本はイングランドに1―0で勝利し、サッカーの母国から歴史的な初白星を挙げた。MF三笘薫が決勝点を挙げた。

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 同じ金星でも、22年W杯のドイツ戦(2〇1)、スペイン戦(2〇1)とはひと味違う勝利となった。W杯と親善試合という違いがあるとはいえ、日本の“土俵”で戦う時間が増えた試合となった。

 1―0のリードで折り返した前半のボール支配率はイングランドの66%に対して日本が34%(90分では日本が32%)。まだまだの数字ではあるものの、W杯のドイツ戦の日本の前半は17%(後半に持ち直したが90分トータルでも26%)、スペイン戦も前半から20%を切り、90分でも17%だった。この2試合はいずれも前半に先制点を献上し、ビハインドでハーフタイムを迎えている。

 保持率が高ければ高いほど勝利が近づくわけというわけではないが、W杯の2試合と比べ、主導権を握る時間が長く持てたことは確かだ。W杯の2試合はいずれも逆転勝ちだったが、この日は1点を守り抜く形で勝利をもぎ取った。防戦一方の時間帯は終盤だけだった。

 それでも三笘薫は「内容を見ればほとんどボールも握られている。そこのギャップは埋めていかないと本大会で痛い目にあう」とキッパリ。チームとしてのさらなる成長を期した。(岡島 智哉)

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