◆プロボクシング▽WBA&WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・レネ・サンティアゴ―WBA7位、WBO4位・谷口将隆 ▽56キロ契約10回戦 小国以載―マーロン・タパレス ▽東洋太平洋スーパーウエルター級(69・8キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・緑川創―同級15位・加藤寿(3日、後楽園ホール)

 タイトル戦とセミファイナルに出場する4選手の会見が1日、都内で行われた。元IBF世界世界スーパーバンタム級王者の小国以載(37)=角海老宝石=は、「年も年だし、これが最後のビッグチャンスと思っている」と金星での再浮上へ意欲を示した。

23年12月に井上尚弥(大橋)と世界スーバーバンタム級4団体統一戦(10回KO負け)を行った、前IBF&WBA世界スーパーバンタム級王者で現WBC世界同級2位のマーロン・タパレス(34)=フィリピン=との対戦。高いハードルに挑む小国は「前半はパンチをよけて、後半までもっていきたい。サウスポー対策にも取り組んだ」と言葉に力を込めた。

 世界王座を奪ったのは2019年12月。翌年7月に岩佐亮佑(セレス)に敗れ、王座を手放してからすでに8年以上が経過した。それでも王座返り咲きへの気持ちは切れていない。「もう一度、世界戦の舞台に立ちたい。勝とうが、負けようが、あの舞台は特別。世界戦のリングに上がりたい」という強い気持ちが、現役を続ける原動力となっている。すでに37歳。世界王座を取った頃の体ではない。「疲れもとれにくい、スピードも落ちる。

昔とは違います」と、加齢により衰えは認める。その一方で「衰えは経験でカバーしている。逆に年を重ねて(試合への)調整はうまくなった」と笑みを浮かべた。厳しい戦いではあるが、勝利を信じる元WBA世界ライト級王者で、角海老宝石ジムの小堀佑介会長は「負ければ終わり、勝てば再浮上。崖っぷちからのパワーを見せてほしい」と期待した。

 一方、世界王座への返り咲きへ意欲を見せるタパレスも万全を強調した。「コンディションは100パーセント。勝つために日本に来た」と表情ひとつ変えずに勝利宣言した。

 戦績は小国が23勝(9KO)4敗3分け、タパレスは41勝(22KO)4敗。

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