地方競馬教養センターで騎手課程を修了した第107期の騎手候補生9人と、大井競馬場から西優哉厩務員が騎手免許試験に合格。4月からいよいよ各地の競馬場でデビューを迎える。

バラエティーに富んだルーキーが自己紹介とともに熱い意気込みを語った。

 塚本 直之(つかもと・なおゆき)2007年4月28日生まれ。18歳。静岡県出身。高知・目追大輔厩舎所属。

 「雄大と一緒に」

 兄4人は騎手の道に進み、塚本征吾は名古屋、塚本涼人は岩手、甲賀弘隆は金沢で活躍中。「雄大が見て後押ししてくれる。一緒に走りたいという気持ちで決めました」と24年3月にレース中の事故で亡くなった塚本雄大の思いを受け継ぐべく高知を選択した。

 アピールポイントは「実習中に力強い競走馬にたくさん乗せていただき、引き出しを増やすことができました。気性的に難しい馬などに対応する力は同期と比べても上がったと思います」。自身が課題に挙げる下半身の強化へ毎日木馬に乗り、実戦へ向け筋力を強化中。

 趣味は釣りで「釣った魚を持ち帰って、さばいて料理するまでが楽しいです」と笑顔。

デビューは4月4日の高知開催を予定。1年目の目標は「一鞍一鞍大切に乗り、関係者の方に任された以上の結果を出せるようにしていきたい」と数字とともに内容にもこだわる。さらに「兄がやりたかった自厩舎での重賞制覇を達成したい」。兄の思いを胸に、同じ柄の勝負服が高知ではばたく。

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