バドミントンの混合ダブルスで五輪2大会連続で銅メダルを獲得した男子の渡辺勇大が1日、正式に実業団のACT SAIKYOに入団すると発表された。同チームと所属契約を結び、昨年より所属してきた電源開発株式会社(Jパワー)とはメインスポンサー契約を締結した。

チームには24年パリ五輪後から混合ダブルスでペアを組む女子の田口真彩が所属している。

 この日、チームの拠点の山口県周南市内で会見に臨んだ渡辺は「私自身、競技人生最大の目標は2028年ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得することです。そのためにパートナーの田口との練習時間を作り、環境を整えるためにこの決断をしました。僕自身まだまだ未熟ではありますし、田口と二人で少しでも一歩でも日々成長出来るように、これからも努力してまいりたいと思います」と決意を表明した。

 田口も同席し「渡辺選手がACT SAIKYOに入団してくれたことをすごく嬉しく思いますし、環境を作ってくれた西京銀行に感謝の気持ちでいっぱいです。もちろんロサンゼルスオリンピックで、混合ダブルスという種目で、金メダルを取るという目標が一番ですが、自分の中ではやっぱり女子ダブルもやっていきたい気持ちもあります。現状ペアがいないことや、膝の状況もありますが、今後女子ダブルスでもやっていけたらと思っています」とコメントした。

 渡辺は、五十嵐(旧姓・東野)有紗(BIPROGY)との“わたがし”ペアで21年東京、24年パリ五輪混合ダブルスで銅メダルを獲得した。パリ五輪後にペアの解消を発表し、8歳下で同じ左利きの田口とのペアで新たな挑戦に出た。田口とのペアでは、同12月の全日本総合選手権で初優勝を飾った。ロス五輪まで約2年。混合ダブルスの実力者が、新たな環境で夢を追う。

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