俳優の船越英一郎(65)がBS日テレで4日、11日に放送(前9時~9時30分)する人気トーク番組「森田健作アワー 人生ケンサク窓」に出演する。同番組は元千葉県知事で俳優の森田健作(76)が、ゲストと共に人生を振り返りながら、今を生き抜くヒントを“ケンサク”していく番組。

「青春ドラマで共演したかった」と言う森田に、船越は「なかなかタイミングが合わずに残念だった。京都での撮影が多かったから、東京にいることがほとんどなかった」と振り返っていた。

 船越は神奈川・湯河原の出身。父は俳優の船越英二で、母は女優の長谷川裕見子という芸能一家の長男。下には妹と弟がいる。「僕が小児ぜんそくだったことから、空気の良い湯河原町に移り住んで、俳優の傍ら旅館を始めたのです。ですから、本来は東京生まれなのですが、育った湯河原を出身地にしてきました」。ただ、父は2週に1度、母も週末に帰ってくる程度だったそうで、番組では「お手伝いさんに育てられた」と明かした。

 「父は昭和を絵に描いたようなガンコ親父。帰ってくると厳しくって、テレビは1日に30分と決められていました。僕も含め兄弟の返事は、『貴様』と呼ばれ、全て『はい』のみでした。そんな生活だったので、父と母が俳優をしていることすら知りませんでした。

ですから、両親の仕事を知ったのは小学校3、4年ぐらいになってから。『大怪獣ガメラ』を見て知ったんです。正直言って、ショックというよりうれしかったですよね」

 そんな父は、船越に「長男」として旅館を継ぐことを期待していたが、中学の時に観た映画「スティング」にのめり込み「映画監督になりたい」と、思うようになったという。そこで、日大芸術学部の映画学科に入学し、進路を考える中で佐藤浩一や中井貴一ら“2世俳優”が続々とデビューしていく姿を目の当たりにした。「当時は映画界がやや斜陽でしてね。だったら波に乗った方がと思い、俳優の世界に入ることを決めました」。82年に石井ふく子がプロデュースしたTBSドラマ「父の恋人」でデビュー。「ただ。周囲から“ヘタクソ”なんて言われたのがショックでした。一時は(所属していた)事務所が悪いなんて思ったりしましたね」

 4日夜には、BS日テレで船越英一郎主演の令和サスペンス劇場「弁護士 六角心平 京都殺人事件簿」(後7時~)も放送される。仕事と家庭を失った弁護士・六角心平が、東京から移り住んだ京都で再起し、依頼人を守るため難事件に挑む王道の2時間サスペンスドラマ。また、船越は現在、湯河原町の観光大使を務めており、5日に町内で繰り広げられる、湯河原ゆかりの武将、土肥実平をたたえる「土肥祭・武者パレード」に頼朝役で参加する。

頼朝が戦勝祈願を行った五所神社(同町宮上)から、桜木公園(同町土肥)までの約800メートルを甲冑(かっちゅう)を身に着けた武将ら約200人が練り歩く。実平役を河相我聞(50)が務める。

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