◆プロボクシング ▽WBA・WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・レネ・サンティアゴ―WBA7位、WBO4位・谷口将隆(4月3日、東京・後楽園ホール)

 3日に東京・後楽園ホールで開催される「TREASURE BOXING PROMOTION 12」の前日計量が2日、東京・後楽園ホール展示会場で行われた。WBA&WBO世界ライトフライ級タイトルマッチに臨む元WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(32)=ワタナベ=がリミットちょうどの48・9キロ、統一王者レネ・サンティアゴ(33)=プエルトリコ=は48・6キロでクリア。

2階級制覇と3年3か月ぶりの世界王座返り咲きを目指す谷口は「やってきたことをしっかりと出せれば、おのずと自分たちが思い描いた結果になると思う。レネ選手に勝てば、全部ついてくると思う」と意気込んだ。

 計量後のフェースオフでは両肩にベルトをかけたサンティアゴと約20秒間向き合い、右手を差し出して握手。「サンティアゴは体がでかい分(減量が)しんどそうだなと思った。口もかさついていたので。減量の幅は自分と一緒ぐらいだと思う」と語ると、「対面して本当に人が良さそうだったんで、明日はすごいいい試合になると思う。後楽園ホールで、プロボクシングの世界タイトルマッチっていうものを見せたいですね」とうなずいた。

 世界戦当日は、谷口にとって2016年4月3日のプロデビューからちょうど10年の節目の日となる。「10年ですからね。デビューしたての時は何も知らなかった。それこそ10年前のきょうは計量後にコーラを飲んでいた」と笑った。32歳となった元世界王者は「計量が終わってからのひと仕上げで変わる。

そこを大事にしたい」と試合までのリカバリーを重視している。「経験ですね。ここから抜いた水分を戻すまでがリカバリー。焦らずゆっくり水分を入れて、炭水化物をとる。スープは飲みたいですね」と話した。

 ライトフライ級では、3月15日に岩田翔吉(帝拳)がWBC同級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に8回TKO勝ちしWBC王座を獲得。また4月13日には、IBF世界同級王者タノンサック・シムシー(タイ、グリーンツダ)が後楽園ホールで同級1位セルジオ・メンドーサ(メキシコ)との初防衛戦に臨む。

 谷口が2本のベルトを獲得すれば岩田ら他団体の王者との統一戦も期待されるが、「この10年をぶつけたいし、この10年を先につなげたい」と意気込むと、「キャラ的にも、勝ったらその時に調子こいた発言が出るんじゃないですか」と笑顔を見せた。

 この試合は、元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪氏(35)が代表を務めるトレジャー・ボクシング・プロモーションの興行「TREASURE BOXING PROMOTION」初の世界戦となる。

 戦績は谷口が21勝(15KO)5敗、サンティアゴが15勝(9KO)4敗。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

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