俳優の鈴木福が2日、歌手・あのとダブル主演を務めるテレビ東京系連続ドラマ「惡の華」(4月9日スタート、木曜・深夜0時)の記者会見を都内の同局で行った。

 漫画家・押見修造氏による同名人気漫画が原作。

これまで、舞台化(2016年)、映画化(2019年)されているが、ドラマ化は今回が初めて。中学2年生の少年・春日(鈴木)が憧れのクラスメートの体操着を盗んだところをクラスの問題児・仲村(あの)に目撃され、とある契約を結ぶ。

 フジテレビ系「マルモのおきて」(2011年)で一躍脚光を浴び、爽やかなイメージが強い鈴木だが、今作ではあのから「クソムシ」と罵倒され、拳で殴られるハードな場面もこなした。「新しい鈴木福を見ていただける作品」と胸を張った。撮影は秋から冬にかけて群馬県で行われ、肌を露出するシーンも。「全裸やパンツ一丁もやって大変でした。凍え死にそうになりながら、みんなで暖をとりながら撮影しました」と笑って振り返った。

 作品出演のオファーを受けて、原作を読破。「ものすごいものを読んでしまったというのが、正直な感想。この役を演じるというハードルの高さ、役への遠さを感じましたが、演じていけばいくほど、彼の持っている本質的なものが僕と近いと共感して、ものすごく気持ちを熱く演じることができました」と力を込めた。これまでの人生を「ポジティブに生きてきた」と振り返ったが、役作りを通して変化も。「春日を通して見たくない自分を見ているようで、ものすごく共感した。

作品を通して、ネガティブ要素が増えた。こんなにウジウジした人間だったっけ、と思っています」と語った。

 一方、あのは原作を読んだ時の感想について「出会ってしまった、みたいな衝撃があった。肯定していただいている。救われている部分がありました」としみじみ。撮影を終え「僕自身、成長できました」と自信を見せた。

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