◆JERAセ・リーグ 中日2―1巨人(2日・バンテリンドーム)

 巨人が中日との第3戦に敗れ、同一カード3連勝とはならなかった。新加入した則本昂大投手(35)が開幕6戦目で移籍後初先発。

23年に楽天でセーブ王を獲得したベテランが、新天地で3年ぶりに先発復帰したが、7回5安打2失点で初黒星。打線も振るわず、中日に開幕6戦目にして初白星を献上した。

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 ようやく出番が回ってきた。開幕ローテーションの第6戦に指名された巨人の則本が、バンテリンドームのマウンドに上がった。昨年までの2年間は楽天で抑えやリリーフを託され、移籍後は先発に再挑戦。2月の春季キャンプからブルペンで投げ込んできた右腕が、5連敗中の中日打線に挑んだ。

 初回、2回とリズム良く3者凡退に抑えた。3回は先頭・木下に初ヒットを許すが、続く村松を併殺に打ち取って無失点。この間、巨人打線も相手の大野を打ちあぐね、投手戦の序盤となった。

 この試合、巨人は下位打線をいじった。5番に坂本を置き、1日の同カード2戦目でプロ初アーチの佐々木を「6番・右翼」で起用。7番には山瀬を指名し、則本とバッテリーを組ませた。

その山瀬は3回先頭で左翼線に二塁打を放ち、22年以来4年ぶりの長打をマーク。オープン戦打率3割と成長著しい女房役がチャンスメイクした。しかし、続く門脇の一塁前への打球で山瀬が三塁を狙い、捕球した一塁・サノーの好判断で三塁送球。挟殺プレーとなり、巨人は好機を逸した。

 巨人打線は5回まで1安打のみ。相手左腕のスローカーブなど緩急に戸惑い、的を絞らせてくれなかった。一方の則本も4回まで2安打に抑えて対抗したが、5回にサノーに左翼席へ2号2ランを浴びて2点を先制された。真ん中付近に抜けたスライダーはこの試合、唯一の失投だった。

 2点を追う阿部巨人は6回2死からキャベッジが中前安打を放ち、久々の走者を出す。これが開幕戦から6試合連続ヒットとなったが、松本剛がライトフライに倒れた。先発・則本の移籍初登板初先発に花を添えたいところだが、援護できずにいた。則本は7回5安打2失点、85球で降板した。

 結局、巨人打線は大野を攻略できずに敗れた。中日に勝ち越すことはできたが、3連勝とはならなかった。中日は開幕6戦目にして初白星をマークした。 

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