◆JERAセ・リーグ 中日―巨人(2日・バンテリンドーム)

 巨人に加入した則本昂大投手(35)が開幕6戦目で移籍後初先発し、7回5安打2失点、5奪三振と力投。今季チームで初めて7イニングを投げきったが、打線の援護に恵まれず初登板初勝利を逃した。

 最速147キロの直球にチェンジアップ、フォーク、カーブなどを駆使して攻めた85球。相手先発・大野雄大との投げ合いで初回は3者凡退スタートだった。今季初スタメンの24歳・山瀬慎之助とバッテリー。4回まで2安打無失点と好投を続けた。

 均衡が破れたのは5回。先頭の細川に右前打を許すと1死一塁から6番・サノーに左翼席への2ランを浴びた。これが移籍後初失点。投げた瞬間に顔をしかめて悔しがった。

 続く6回は10球で3者凡退。楽天時代の23年9月27日・西武戦(ベルーナドーム)以来、3年ぶりに7回のマウンドに上がり、最後は1死一塁からブライトを三ゴロ併殺打。力強くガッツポーズしてゼロを並べた。無四死球とゲームメイク力が光った。

 通算373登板120勝48セーブの実績を持ってFA加入した右腕。登板前日は「1試合1試合必死にやっていくだけなので。若い時よりいっそう、その試合に懸ける気持ちは強い」と決意を語っていた。

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