◆第75回川崎記念・Jpn1(4月8日、川崎競馬場・ダート2100メートル)

 第75回川崎記念8日、川崎競馬場の2100メートルで行われる。川崎競馬で古馬最高峰のレースに位置づけられるJpn1。

昨年の東京大賞典を制し、NARの年度代表馬に輝いた大井のディクテオンが主役を張る。地元川崎からは、移籍初戦のダイオライト記念で2着のセラフィックコールが参戦。JRAからは重賞ウィナーのカゼノランナー、ホウオウルーレットもスタンバイし、熱戦が繰り広げられる。

***********

 勢いなら、この馬だ。カゼノランナーは前走の佐賀記念で重賞初制覇。向こう正面で自ら逃げるメイショウフンジンを潰すように先頭に立つ厳しい競馬ながらも、直線では後続をグイグイと突き放す。ゴール前では手綱を緩めながらも2着に6馬身差の圧勝。「斤量で恵まれた面があったとはいえ、強かったと思います」と松永幹調教師は満足そうに振り返った。

 前走でもJRA勢の他馬がすべて重賞勝ち馬という濃いメンバーだったが、今回はさらに強くなるJpn1。「楽じゃないですよね」とトレーナーは口にしつつ、「得意の左回りに戻るから」と前を向く。昨年まで右回りでは〈5〉〈6〉〈12〉〈4〉〈2〉着で勝利はなく、連対率は20%。一方、左回りでは《1》《1》《1》《1》〈10〉着で勝率、連対率ともに80%を誇る。

典型的なサウスポーだった。

 中間は短期放牧を挟んで、順調に乗り込んでいる。「力をつけてますよね。いい意味で変わりなくきています」とトレーナー。覚醒した今、頂点を目指す壁も決して高くはない。

編集部おすすめ