兵庫の3冠レース初戦となる第58回菊水賞が2日、園田競馬場のダート1700メートルに8頭(ココキュンキュンは競走除外)が参戦して争われ、1番人気のゴッドフェンサー(吉村騎乗)が2番手追走から2周目3コーナーで先頭に立つと2着に5馬身差をつけて快勝。1冠目を奪取した。

管理する盛本信春調教師は昨年のオケマルに続いて同レース連覇の快挙を成し遂げた。

 圧倒的な強さでゴッドフェンサーが菊水賞を制した。前日の雨の影響で先行馬有利のコンディション。しかも2番人気のリーガルタイムがハナに立つ予想外の展開となったため、吉村は「マークしとかないと」と迷わず2番手につけた。2周目3コーナーでライバルの手応えが怪しくなる一方でゴッドフェンサーは、どんどんスピードに乗っていく。「そこまでガツンと来る手応えはなかった」と鞍上は言うものの、直線に入っても脚いろは衰えず、完全なワンマンショーだった。「次も頑張ってほしい」と期待を寄せた。

 調教では先輩のオケマルと肩を並べる動きになってきたこともあり、勝利を意識して臨んだ盛本調教師は「強かったね。(3冠馬としての)権利を得たので狙いたい」と力強く宣言。次走はもちろん兵庫優駿(5月5日、園田)。2年続けて3冠馬が誕生するのか見ものだ。(蔵田 成樹)

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