◆JERAセ・リーグ 中日2―1巨人(2日・バンテリンドーム)

 開幕から5戦5敗と苦しんでいた中日が12球団で最も遅い今季初勝利を挙げた。新助っ人のサノーが5回に左翼席へ先制2ラン。

ベテラン左腕の大野が1失点完投で今季初登板を白星で飾った。井上一樹監督は選手の働きに目を細めた。以下は一問一答。

―まずはおめでとうございます

「ありがとうございます」

―最後の最後までしびれるゲーム

「そうですね。ちょっとあの迷った部分もあったんですけども、雄大の男気と言いますか、まあ今日改めて思ったのは選手たちってすごいなと思いましたね。なんかこう信じるっていうことが、僕も信条的にやっていこうと思ってはいるんですけども、その中で誰を使えばいいか、どこで交代したらいいかを、いつも頭を張り巡らせながらやっているんですが…。今日は雄大の男気にちょっとかけてみるかというところで、そこでよくあいつも踏ん張ってくました」

―9回も続投だった

「9回もね、いかそうという形で。まあ本当に彼は去年も連敗ストッパーと言われていましたけど、大仕事をする、そういうものを今日も見せてくれるだろうというのにかけました」

―気迫を感じた

「やはり今年はキャンプから調子がよくて、いけるねという話はしていたんですけど。開幕してから勝ち星がつかないところに彼も、俺が一番につけてやるというぐらいの気持ちの、オーラと言いますか。それはすごく感じましたね」

―サノーの一発は

「もうあれこそ、僕らが望んでいたミゲル・サノーなんで。彼はすごくフレンドリーだし、考えているし。打率が低いところで考えていたり、広島でエラーして責任も感じていましたけど。

完全に2、3年いるぐらいの外国人選手のようななじみ方をしている。彼もこれから頑張ってくれると思います」

―守備でもいい動き

「そのへんは練習の賜物(たまもの)と言いますか。あの体格ですから、走ること、守ることは駄目でしょうと言われていますけど、そんなことないので。そこもね、彼は自信持ってますから。彼は名古屋、ドラゴンズ、プロ野球のファンに愛されるキャラになってほしいと思います」

―連敗中だったが、試合前に声かけは

「いやもうそれは。ちょこちょこ。でも僕もあまりこう過剰になってしまっていけないので、もう普段通りっていうことを心がけていました。今日は初勝利を挙げることができましたけど、シーズン長いですから。これから選手たちがどう躍ってくれるか。まあこちらはお尻をポンポンと叩くだけの仕事ですから。あとは信じることを念頭に置きながらやっていきたいと思います」

―一つ勝つと雰囲気が変わる

「本当に今日は。毎日毎日なんですけど、ドキドキしながら攻撃も守りも見ている。

今日もそうなのかと9回思いましたけどね。でも雄大が『俺がいく』というの山井(投手コーチ)に言ったみたいで。それで分かったという形になりましたけど、いい背中を見せてくれました」

―カードが変わって逆襲

「もちろん苦しい試合をしながらなので、選手たちのコンディションはもう見落とすことがないようにベストなポジション、ベストな布陣でいけるように目をこらしていきたいと思います」

編集部おすすめ