◆パ・リーグ 西武3―7オリックス(2日・ベルーナドーム)
オリックス・宮城は節目の1勝を拾うと、さらに視線を上げた。「使ってくださった監督方、周りの方のサポートもあっての50勝。
WBCに出場したNPB組では、一番乗りの先発勝利。2大会連続での大舞台前には「緊張もするし、プレッシャーも感じます…」と鼓動が高鳴ったが、仲間への気遣いは忘れなかった。「大谷さんがいるよ。あいさつに行きたい?」。2月27、28日の壮行試合・中日戦(バンテリンD)。サポートメンバーに選ばれた4学年下のチームメート・東松に食堂で声を掛けた。
同じ左腕として日頃からかわいがっている後輩の一人で、今季のブレイクが期待される有望株。「それがなければ、あいさつできていなかったかも…。宮城さんに感謝したいです」。
悔しい結果に終わった開幕戦後、「今のままで大丈夫!」と背中を押してくれたのが岸田監督。「(スタイルを)変えることなく前にすすめたのも、やっぱり監督のおかげです」と謙虚な心で、チームに2カード連続の勝ち越しをもたらした。「今日だけはホッとして、明日からまた切り替えてやりたい」と真っすぐに前を向いた大黒柱。3年ぶり覇権奪回の原動力となる。(南部 俊太)
◆記録メモ 今季2登板目の宮城(オ)が初勝利。通算117登板で50勝(30敗)に到達した。所要試合数で、球団の生え抜きでは森弘太郎の97試合、長谷川滋利の116試合に次いで3番目に速い到達となった。左腕では梶本隆夫の130試合を抜いて最速。










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