◆JERAセ・リーグ 阪神4―3DeNA(2日・京セラドーム大阪)

 阪神・伊原陵人投手(25)が、5回1安打1失点の投球でドラフト1位の同期対決を制した。直前に宮崎の中越え適時二塁打で1点を失った4回2死二塁、フルカウントから127キロのスライダーで佐野を空振り三振に仕留めた。

12球団の新人最速で初勝利を挙げた昨季はシーズン後半で失速。昨年6月8日のオリックス戦(甲子園)以来、298日ぶりの白星に「ほっとしたというより、本当に貢献できたことがよかったと思います」と顔をほころばせた。

 DeNAの先発・竹田は三菱重工West出身で、伊原と同じ24年のドラフト1位。NTT西日本時代には、都市対抗予選や日本選手権予選で何度も投げ合った。試合前には「学年は違いますけどお互い知っているし、あいさつはする。竹田さんに限らず、相手が誰でも勝ちたいです」と静かに闘志を燃やしていた。

 チームは2010年以来、16年ぶりとなる開幕2カード連続勝ち越し。初回には佐藤、木浪のタイムリーで3点を先取。2回には敵失で1点を追加した。勝利投手となった左腕は「初回に野手に点を取っていただいて、楽に投げられるところもあった。リズム良くいけたのは野手のおかげ」と頼もしい攻撃陣に感謝した。お立ち台では「昨年の結果を超えていけるように」と意気込み、2年目のジンクスを打ち破ることを誓った。

(藤田 芽生)

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