◆JERAセ・リーグ 中日2―1巨人(2日・バンテリンドーム)

 自慢の“爆肩”がさく裂した。巨人・山瀬の右腕から放たれた矢のような送球が、ベースカバーに入った門脇のグラブに突き刺さる。

4回1死一塁の守備で、昨季12盗塁の一塁走者・田中を完璧な送球で刺した、「ちゃんと制球できたら」と精度重視でも、二塁送球タイムで1秒8を切る球界トップクラスの肩は圧巻だった。

 開幕6戦目で今季初スタメン。バットでも存在感を示した。0―0の3回先頭で大野の2球目、低め130キロツーシームを左翼線へ二塁打。「1打席目で出たのはよかった」とうなずいた今季初ヒットは、4年ぶり通算2本目の長打となった。

 昨季は矢野2軍打撃コーチ(現・巡回打撃コーチ)の助言で「どのコースの球も同じ入り方でスイングする」と打撃意識を変え、イースタンで打率3割をマーク。課題だった打撃も大きな進歩を見せている。

 岸田、大城、甲斐、小林と12球団屈指の捕手陣。4月に入って早々にマスクを託されたことは、春季キャンプからの充実ぶりが首脳陣に認められた証しだ。「毎試合、スタメンで出たい。(シーズンの)早い段階で任せてもらえたのはうれしいですけど、勝てなかったのが悔しいです」。次は勝利でアピールする。

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