歌舞伎俳優の尾上右近、尾上眞秀が2日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた「四月大歌舞伎」(27日千秋楽)の夜の部「連獅子(れんじし)」に出演した。

 2人による「連獅子」は2024年夏の右近の自主公演「研の會」以来、2度目。

歌舞伎座では初めてだ。親獅子が仔獅子を思う親心や厳しさを繊細に表現し、視線を交わしながら2人の息がぴったりとそろった踊りに、観客は引き込まれた。

 勇壮で華麗な毛振りでは客席の盛り上がりが最高潮に。勢いがヒートアップする親獅子(右近)と、ひたむきに食らいつくかのような仔獅子(眞秀)の踊りに、大きな拍手が送られた。右近は「親子共演でなく、親が歌舞伎俳優ではない者同士の連獅子。この2人だから出せるものを」と語り、眞秀は「歌舞伎座でできるのはテンションが上がる。楽しむ気持ちを持ってやりたい」と意気込んでいる。

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