◆プロボクシング 59・8キロ契約10回戦 尾川堅一―ロンベックス・カプロイ(4月4日、東京・後楽園ホール)

 4日に後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE ON U―NEXT Vol.42」の前日計量が3日、都内で行われ、元IBF世界スーパーフェザー級王者でWBO同級3位の尾川堅一(38)=が59・7キロ、対戦相手のフィリピン同級4位ロンベックス・カプロイ(フィリピン)が58・8キロでクリアした。

 世界王座返り咲きを目指す尾川は「(世界挑戦は)いろんな条件がそろわないとできないこと。

勝って次につなげていくしかない。勝っていくことで世界が見えてくると思う。しっかり結果を出したい。(今回の試合も)自然と倒せると思う。いい結果を期待してほしい」と意気込んだ。

 尾川は2021年11月にIBF世界同級王座決定戦でアジンガ・フジレ(南アフリカ)を判定で下し王座を獲得。22年6月の初防衛戦でジョー・コルディナ(英国)に2回KO負けし王座陥落。昨年11月の前戦でプレスコ・カルコシア(フィリピン)を5回KOで下すなど再起後は5連勝中で、世界ランクはWBO同級3位、WBC同級14位につける。

 同級では、2月28日にIBF&WBO王座統一戦が行われ、WBO王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)がIBF王者エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)を11回TKOで下して統一王者となった。「ナバレッテが強かった。ナバレッテが圧勝するだろうと思っていたので、思った通りだった。強いですけど狙い目もありますし、名前もありますし。

ナバレッテとやりたいなっていう思いはありますよね」と打ち明けた。

 2月に38歳となった。「36とか37だったらまだいけると思うんですけど、数字だけみれば38か…みたいな部分はある」と苦笑しながらも「ドネア(43歳)もいますし、リゴンドー(45歳)も復帰するし、負けてられない。自分が落ちたというところを感じていないので、そこで毎日やっていることが大事だなと思う。あとは試合で『まだまだいけるよ』と思わせられれば。年齢は、フーッとは思いますけどね」と話した。

 試合当日は、約400人もの応援団が駆けつける予定。「本当にありがたいですね。2回目のタイトル(獲得)は自分のためにやろうという思いもあったが、結局4年ぐらい経っても周りがずっとついてきてくれる。皆さんも僕の世界タイトルをもう一回見たいという思いが強いと思う。その人たちのために頑張ろうっていうのは、力になりますね」。支えてくれる人たちのためにも、再び世界王座をつかみ取る決意だ。

 戦績は尾川が31勝(22KO)2敗1分け1無効試合、カプロイが14勝11KO4敗3分け。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

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