◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック・スーパーウエルター級(69・8キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・豊嶋亮太―挑戦者カルロ・バカロ(4月4日、東京・後楽園ホール)

 4日に東京・後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE ON U―NEXT Vol.42」の前日計量が3日、都内で行われ、WBOアジアパシフィック・スーパーウエルター級王者・豊嶋亮太(30)=帝拳=が69・6キロ、挑戦者の同級6位カルロ・バカロ(26)=フィリピン=が68・8キロでクリアした。

 豊嶋は昨年10月の日本同級タイトルマッチ&WBOアジアパシフィック同級王座決定戦で安達陸虎(大橋)を3―0の判定で下し、2冠王者となった(その後、日本王座を返上)。

WBO同級13位にランクされている。

 今回の試合に向け、浦嶋将之(角海老宝石)らとスパーリングを重ねた。「トレーニングで強化したところも含めて、体重もすんなり落とせて、浦嶋選手ともすごくいい練習をさせてもらった。調整がうまくいったので、自分でも楽しみです。絶対に勝ちます」と意気込んだ。

 5戦連続で日本人選手との対戦が続き、外国人選手との対戦は23年7月以来2年9か月ぶりとなる。「戦績(14勝8KO1敗)も自分より全然いいし、バランスがすごいいい選手。こういうしっかりした相手に今の自分がKOできるようなところを出せるか。やるとかやらないというよりは、やらなきゃいけない」と快勝を誓った。

 計量後は人気アニメ「攻殻機動隊」のTシャツを着て取材に応じた。「普通のスポーツウェアではみんなと一緒になっちゃう。しゃべるのがうまくないので、これぐらいキャラを出していかないと。

毎回、何かを小出しにしていこうと思って。ゴーストがささやくままに、ではないが、自分の意思で試合を決めていきたいと思う。そういうところも含めてですね」と説明。昨年10月の前戦の前日計量後は機動戦士ガンダムのTシャツを着て「アムロ・レイじゃないですけど、“ニュータイプ豊嶋”でいきたい」と試合に臨んだが、「ニュータイプでちょっと滑っちゃった。(試合後に)『あまりニュータイプじゃなかった』という書き込みを見ちゃって。正直、ファンに本当に申し訳ない」と苦笑。「あしたはしっかりタフに戦い抜きたいですね」と話した。

 同級の地域王者は、東洋太平洋王者・緑川創(つくる、39)、日本王者・左右田泰臣(37)=ともにEBISU K’s BOX=と、3人全員がキックボクシング出身。緑川は元WKBA世界王者でRISEでも活躍。左右田は元RISE王者。豊嶋はRISE主催の「RISING ROOKIES CUP」で優勝。3人全員がRISE出身選手となった。

「たぶん、比較はされると思うが、明日の自分ですよね。明日、自分がやり切って、その先なので」と話し、「世界とかそういう話をするんであれば、そういう(世界にふさわしい)内容にしていくことは必然とされる。そこは厳しくいきたい。ボクシングぐらいは、ちょっとストイックにやらないと。普段はすごいめんどくさがり屋なので」と世界の舞台を見据えた。

 戦績は豊嶋が22勝(12KO)3敗1分け、バカロが14勝(8KO)1敗。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

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