フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」の大阪公演が3日、門真市の東和薬品RACTABドームで初日を迎えた。2月のミラノ・コルティナ五輪銀メダル、世界選手権(3月、プラハ)で金メダルの坂本花織(シスメックス)が「Non,Je Ne Regrette Rien」を演じ、日本のファンに世界女王の滑りを届けた。

 白を基調とした衣装で登場した坂本は、ミラノ五輪のフリー「愛の讃歌」の後半部分で使用した曲に乗り、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツと着氷。スピード感にあふれながら優雅に舞い、会場の雰囲気を独り占めにした。6500人から喝采を浴び「たくさんの方に応援してもらって、その感謝の気持ちも込めて皆様の前で披露できたのは、すごくうれしい」と笑顔だった。

 今季限りでの現役引退を表明していた坂本は、日本女子最多3大会連続出場となったミラノ五輪で団体、個人ともに銀メダルを獲得。個人では惜しくも初優勝を逃し、雪辱を誓った世界選手権では今季世界最高得点を更新してV。有終の美を飾った。この日改めて「終わりよければ、全てよし」とすっきりとした表情。この日から始まったスターズ・オン・アイスだが「私のエキシビションはフリーの3曲目の『何も後悔していない』という曲と、あとはミリオンズドリームでいろんな過去のプログラムがちょっとずつ入っているプログラムになっているので。ちょっとでも、思い出に浸ってもらえたら」と語った。

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