G1で2着3回、重賞5勝のナムラクレア(牝7歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)が4月4日、栗東トレセンを退厩した。

 9時38分に疋田厩務員に手綱を引かれ、馬運車へ乗り込んだ。

厩舎スタッフが最後まで笑顔で見守る中、けい養先の北海道浦河町・谷川牧場へ向け出発した。

 2歳から手がけてきた疋田厩務員は「足かけ6シーズン、2歳から常に崩れることなく、担当したことのないタイプでした。ラストランは残念でしたが、ずっと楽しかったし、ずっと悔しかった。無事に実家に帰せて良かったです」と全25戦をともにした愛馬をねぎらった。

 母のサンクイーン2は、本馬の他に2頭のオープン馬を産んでいる。「いい母系ですからね。いい子を出してくれると思う。僕も健康でいられるようにしないと(笑)。願いがかなうなら、子供も担当したいですね」と疋田厩務員。ターフを去っても、その“血”は脈々と受け継がれていく。

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