◆明治安田J1百年構想リーグ▽第9節 水戸1―1(PK4―2)鹿島(4日・ケーズデンキスタジアム水戸)

 リーグ戦で初の「茨城ダービー」が水戸のホームで行われ、水戸が鹿島に1―1で迎えたPK戦を4―2で制した。1万570人が駆けつけた史上初のダービーマッチで、水戸が歴史的勝利を挙げた。

*  *  *

 2000年のJリーグ加盟後、初めてJ1クラブとしてのシーズンを送る水戸。リーグ戦で初めて同県クラブの鹿島をホームに迎え、ダービーマッチが実現した。

 戦前の予想を覆し、序盤から水戸ペースで試合が進んだ。0―0の前半34分、水戸は右サイドの攻撃から、最後はFW渡辺新太がこぼれ球を流し込んで先制に成功。鹿島の日本代表GK早川友基の手が届かないコースを射抜いた。

 後半開始から鹿島は2枚替えを行い、松村優太と田川亨介をピッチへ。鹿島の圧力に後手を踏む展開が続くと、後半13分にDFダニーロが2枚目の警告を受け、退場処分。10人での戦いを強いられた。

 数的不利になりながら、それを感じさせない運動量とガッツで11人の鹿島と対等にマッチアップ。ハーフコートゲーム状態となりながらも粘りの守備を見せたが、後半アディショナルタイムにハンドで痛恨のPK献上。これを鹿島FWレオセアラに決められ、勝ち点3の獲得は逃した。

 それでもそのまま1―1で90分を終え、激闘の末に迎えたPK戦ではGK西川幸之介が、鹿島1番手のMF知念慶のシュートをストップする活躍。

同県のライバルクラブから勝ち点2をもぎとった。西川は「大事な茨城ダービーで、絶対に止めてやると思っていた」と胸を張った。

 鹿島は第2節から続いていた連勝が7でストップ。開幕戦以来となる黒星を喫した。

編集部おすすめ