◆明治安田J2・J3百年構想リーグ ▽第9節 札幌0―2福島(4日、プレド)

 J2北海道コンサドーレ札幌が、4試合ぶりの黒星を喫した。ホームのJ3福島戦は前半37分、後半26分と失点し、0―2で敗れた。

PK勝ちした前節3月28日のアウェー・藤枝戦から先発を2人変更。好機は作ったものの、ゴールを割るには至らなかった。川井健太監督(44)はゴール前の質を改善する必要性を強調した。リーグ戦は4勝5敗の勝ち点10、暫定7位で前半戦を折り返した。

 見せ場は作った。ただゴールは遠かった。シュートは福島の9本を上回る13本もネットは揺らせず、0―2で4試合ぶりの敗戦。川井監督は「我々の得点力が足りないから、カウンターを食らったりピンチを招く。まだまだペナルティエリア内のクオリティが足りない」と対J3クラブに3連敗という結果に、無念さをにじませた。

 1―1からのPK戦を制した藤枝戦から、2選手を入れ替えた。トップ下に入ったMF堀米勇輝(33)はドリブル力を生かして敵ゴールに迫り、ボランチの田中克幸(24)は高い技術で攻撃を組み立てた。しかし数字を残せなかったことに、堀米勇は「勝利に直結するプレーを出せなかったので。

点も取れず、悔しい」と唇をかんだ。

 結果を見ると奏功しなかった布陣変更も、川井監督は一切の言い訳はしなかった。「決断をするのは僕の仕事」と言った上で「フットボール界では勝ったらメンバーを変えないのが正義的だと思うが、僕はそういう考えはない。トレーニングなどを見ながら変化させていく。それをしなければチームとして上に上がっていかない」と意図を説明した。全体の底上げを図っての1敗は、今後につなげる材料としていく。

 連勝は3で止まった。田中克は「何度も何度もチャンスはない。次はピッチで成長した姿を見せられるように、しっかり準備したい」。自省を込めて、リーグ後半戦での巻き返しを誓った。(砂田 秀人)

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