◆JERAセ・リーグ 巨人8―4DeNA(4日・東京ドーム)

 巨人の大城卓三捕手(33)が4回に代打で登場。二ゴロに倒れたが、ユニホームを泥だらけにしたヘッドスライディングに勝利への執念がにじんだ。

 4―4の4回無死で田和に代わって打席へ。外角変化球を引っ張って一、二塁間にゴロを飛ばし、一塁ベースへ頭から滑り込んだ。深い位置に守備位置をとっていた二塁・牧の好守に阻まれたワンプレー。大城は顔を上げて塁審の判定を確認すると、悔しそうに顔をうつむいた。

 9年目の今季は春季キャンプから守備練習を捕手に絞り、定位置争いに臨んできた。打席の立ち位置は昨年に比べて約半足分、ベースよりに変更。オープン戦は出場5試合で打率2割7分3厘、3打点。「しっかり打っておこうと思って」と若手に混じって早出打撃にも汗を流す姿があった。

 捕手は岸田が7戦、山瀬が1戦でスタメン出場し、大城の出場2試合はともに代打となっている。若手野手陣の躍動で快勝した一戦。巡ってきた出番でベストを尽くすベテランの存在も頼もしく映った。(内田 拓希)

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