◆高円宮杯U18サッカープリンスリーグ東海▽第1節 静岡学園6―1愛工大名電(4日、静岡・時之栖)

 プレミア昇格を懸けた戦いがスタートした。1年での復帰を目指す静岡学園は愛工大名電に6―1で大勝発進。

FW坂本健悟とMF松永悠輝(ともに3年)が2得点し、チームをけん引した。元日本代表の市川大祐新監督(45)が就任した清水ユースは、三重を3―1で下し、東海大静岡翔洋は富士市立に5―1で快勝した。

 静学が大量6ゴールを奪って、愛知県リーグから昇格した名電を粉砕した。攻撃を引っ張ったのは、昨年もレギュラーを務めて「プレミアの強度」を知っているエースストライカーの坂本だ。前半2分に先制PKを決めると、4―1の後半41分には、仲間のシュートをGKがはじいたこぼれ球を逃さず蹴り込んだ。

 1―1の前半31分には右からのクロスに走り込んで相手DFをひきつけ、後方から「信じて飛び込んだ」というMF安永龍生(3年)の勝ち越しゴールをお膳立て。「難しい試合になると思っていたが、攻撃の起点になることができた」と勝利を喜んだ。

 10番の松永も躍動した。試合開始早々にドリブルで切れ込んで倒され、PKを獲得。後半にはCKに頭を合わせて2得点し、「松永のヘディングシュートは初めて見た」と川口修監督(52)を驚かせた。

 試合前は不安もあった。「勝たないといけない、というプレッシャーがあった」と松永。

シュート数20対5と内容でも圧倒したものの、満足はしていない。「プリンスで得点王になる」と坂本が言えば、松永も「1試合1ゴールは取りたい」と今後の戦いを見据えた。(里見 祐司)

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