◆JERAセ・リーグ 巨人―DeNA(4日・東京ドーム)

 巨人が逆転勝ちで連敗を2で止め、勝率5割に復帰した。

 初回3点のビハインドから始まった中、3回に泉口の2ラン、4回にも増田陸に2ランが生まれ試合を振り出しに。

2本の本塁打で劣勢を跳ね返したが、決勝点は地に足を着けて奪ったものだった。

 4―4の5回。先頭・ダルベックの二塁打で無死二塁とすると、中山は追い込まれてから進塁打となる二ゴロで1死三塁と好機を広げた。直後の岸田は1ボールから右翼へ勝ち越しの右犠飛。勢いに乗っていた中で中山、岸田がともに冷静に状況判断し、チーム打撃で貴重な1点を積み上げた。

 自己犠牲、チーム打撃を重要視する阿部監督。特に岸田はチーム打撃を得意としており、昨季のある試合後も指揮官は「状況判断できる選手が素晴らしい」とたたえていた。

 この日は投手を除いてスタメンを前日3日から4人入れ替え、野手の平均年齢は3歳若い26・3歳。思い切ったプレーが多く見られた一方で、スタメン日本人最年長だった29歳の主将・岸田を中心に、堅実な打撃が光った試合でもあった。(田中 哲)

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