パ・リーグ ロッテ2―5ソフトバンク(4日・ZOZOマリン)

 ソフトバンク・松本晴投手が、自己最長タイの7回1失点で今季2勝目を挙げた。

 この日は、ZOZOマリン特有の風に加え、雨も降る不安定な天候だった。

先発マウンドに上がった松本晴は、3つの四球を出しながら粘り強い投球を披露。5回には2死二塁から藤原に中前適時打を許したが「あれも厳しくいって弱い打球を打たせることはできたから、自分の中では仕方ないと割り切れる投球ができた」と最少失点で投げきり、7回に味方が逆転。その裏もきっちり抑え、勝ち星をつかんだ。

 自身初の開幕ローテ入りを果たした今季。大事にしている考え方がある。「100点か0点かじゃなくて、平均点を上げる」ことだ。「去年だったら有原さんとか上沢さんとか、モイネロもそうですけど、シーズン通して悪い時でもゲームをつくれる。1シーズン通してローテーションを守って最後に勝てる投手はそういうところ」。1年間投げきるために意識を強めた。

 伴元裕メンタルパフォーマンスコーチも「昨季だったら、直球のキレが悪かったら直球のキレを良くするために頑張ろうとしてしまう時があった。今は置かれた状況の中でどうするか、その状況を踏まえてどうするかという思考がすごく定まってきている。ローテーションを回れることにつながっている理由のひとつだと思う」と、松本晴の成長を認めた。

この日の悪天候。自分の持っている10割のパフォーマンスは出しづらい環境に違いない。ただ、完璧を求めるのではなく、現状を踏まえたマインドで白星をつかんだ。

 「投手として必要な部分だと思いますし、自分に足りなかったこと。より磨いていけたらいいなと思います」。まだシーズンは始まったばかり。逆転してくれた打者陣への感謝も述べ、淡々と先を見据えた。

編集部おすすめ