◆プロボクシング ▽日本スーパーライト級(63・5キロ以下)王座決定戦10回戦 〇同級1位・川村英吉(判定)同級2位・藤田炎村●(4月4日、東京・後楽園ホール)

 日本スーパーライト級王座決定戦で、同級1位・川村英吉(26)=角海老宝石=が元日本同級王者で同級2位の藤田炎村(31)=横浜光=を2―1の判定で下し、新王者となった。両者は昨年5月に64キロ契約8回戦で対戦し、川村が3回1分52秒TKO勝利。

李健太(帝拳)の返上で空位となったベルトを懸けて再び拳を交え、川村が返り討ちにした。

 序盤から激しい打撃戦となり、1回に藤田が右オーバーハンドで川村をぐらつかせた。4回、今度は川村が「自然に出たパンチがあたった」という右ストレートでダウンを奪取。5回終了時の公開採点では、ジャッジ2者が48―46、1者が49―45で川村を支持。中盤以降、藤田が低い姿勢からプレスを強め、最終回まで両者譲らない一進一退の攻防が続いた。ジャッジの採点は、2者が97―92、96―93で川村を支持、1者が95―94で藤田を支持した。

 川村は昨年12月に日本同級挑戦者決定戦で渡来美響(横浜光)と対戦する予定だったが、渡来が手の負傷で辞退。11か月ぶりのリングが藤田との再戦だった。

 「終盤は気持ちで前に出た」という新王者は、採点を聞く瞬間を「正直、勝ったと思った。(採点が)割れた瞬間はドキドキしていた。やばいという思いが強かった」と振り返った。「本当にうれしい。

王者になったことより、勝てたことがうれしい。負けなくてよかった」と息をつき、「次の防衛戦もしっかり勝って盛り上げたい」と話した。

 戦績は川村が7勝(4KO)1分け、藤田が13勝(11KO)4敗。

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