◆JERAセ・リーグ 巨人8―4DeNA(4日・東京ドーム)
巨人は阿部慎之助監督(47)の用兵がズバリとはまり、DeNAに快勝。連敗を2で止め、勝率5割とした。
期待に応える若手たちの姿に、阿部監督はベンチで何度も手を叩いた。打線を大幅に組み替えて臨み、采配がズバリとハマった。初回に3点先行されながら逆転勝ち。「最初は点を取られてスタートしたんですけど、追いついてすぐ逆転してっていうね。いい流れになったんじゃないですかね」と目尻を下げて振り返った。
3日から投手を除きオーダーを4人変更。開幕から7戦続けてきた「1番・キャベッジ」「2番・松本」から「動きを出すために」(橋上オフェンスチーフコーチ)と浦田をプロ初の1番に据え、好状態のキャベッジを2番に立てた。
大卒2年目の浦田は指揮官が「いい仕事をした」と称賛するように、0―3の3回先頭で右翼線二塁打を放つなど3安打1四球1盗塁でプロ初の猛打賞。3年目の佐々木はプロ初の4安打で、増田陸も2―4の4回に今季1号の同点2ランで応えた。
若手だけでなく、レギュラー格も存在感を発揮。ビハインドの流れを変えたのは0―3の3回、泉口の2ランだった。「やっぱりホームラン。泉口のホームランで流れを引き寄せられたんじゃないかな」。一方で同点の5回は無死二塁から中山の二ゴロで1死三塁とし、岸田の右犠飛で決勝点。
阿部監督が「新しいチームをつくる」と掲げて2年ぶりのリーグVと14年ぶりの日本一へ挑む今季。与えられた好機で好結果を残す若手が増えれば増えるほど、ハイレベルなレギュラー争いも生まれる。「これからどんどんチャンスをモノにして、いい競争になればいい。貪欲にやってほしい」と指揮官も求めている。
これで連敗を2で止め、勝率5割に戻した。「とにかく今日いいゲームができたので、明日も引き続き、もう一回締め直して頑張りたいです」。今年のチームスローガンでもある「前進」を漂わせる、今季最長4時間2分の熱戦だった。(田中 哲)










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