一都三県と鉄道各社が連携し、新生活が始まる4月に増加傾向となる痴漢被害の防止に向けた「春の痴漢撲滅キャンペーン」が、6日から始まる。期間は30日までで、特に開始から17日までの12日間を強化期間とし、重点的な対策が講じられる。

 新年度は進学や就職、転勤に伴い、通勤・通学環境が大きく変化する時期にあたる。慣れない満員電車を利用する新入生や新社会人が被害に遭いやすいとされ、関係機関は警戒を強めている。東京都を中心に埼玉、千葉、神奈川の各県と鉄道事業者が連携し、被害の未然防止と社会的抑止力の強化を図る。

 人気漫画「ワタシってサバサバしてるから」とコラボし、啓発活動を行う。作品のキャラクターを活用したポスターや広告を展開し、若年層を中心に注意喚起を図る。ターゲット層に応じた動画広告の配信も行い、幅広い世代への浸透を狙う。

 鉄道各社は、駅構内や車内でのアナウンス、デジタルサイネージを通じて注意喚起を実施する。加えて、一都三県の自治体がSNSを活用し、共同で情報発信を行うなど、広域的な連携体制を構築する。

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