生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングは、全国の男女1000名に対して「デジタルギフト」をテーマに調査を行った。新生活の始まりに伴い、お祝い需要が高まる春。

これまでは現金や品物が定番とされてきたが、近年は住所を知らなくても贈れる手軽さや、相手が自分に合った形で使える自由度の高さから、デジタルギフトも選択肢の一つとして存在感を高めている。

 「過去3年以内に『新生活祝い』」として贈ったギフト」は全体では、「贈ったことがない」が63・2%と最多だった一方、実際に贈ったものでは「現金」22・5%がトップ。「商品券・ギフト券」が11・0%、「Amazonギフト券(デジタル)」が8・8%、「LINEギフト」5・8%、「QUOカード、PayPayギフトなど電子マネー系」5・6%、「食事・体験ギフト」3・5%を合わせると、特定の“モノ”以外のギフトも非常に存在感があることが分かる。

 年代別で見ると、20~24歳で「Amazonギフト券(デジタル)」19・0%、「LINEギフト」12・0%、「QUOカードPay・PayPayギフトなど電子マネー系」14・0%とデジタル系が年代別最多となり、いずれも現金の10・0%を上回っる結果となった。一方65~69歳では現金の45・0%が突出しており、年代が上がるほど現金、下がるほどデジタルギフトに寄る傾向が見られる。

 「ギフトを選ぶ際に困ること」については、「相手の好みが分からない」が38・6%で、次いで「何を贈れば喜ばれるか分からない」が33・2%となった。価格や配送よりも先に「そもそも何を選べば外さないのか」でつまずく人が多く、新生活祝いの難しさは、予算よりも相手理解の不足にあることが分かる。

 「最も嬉しいと感じる新生活祝いのギフト」については、全体では「現金」48・1%が突出しており、特に60~64歳で65・0%、65~69歳で61・0%と、年代が上がるほどその傾向は強まる。一方、若年層では受け止め方がやや異なり、20~24歳では「Amazonギフト券(デジタル)」17・0と一定の支持を獲得した。さらに「一緒に選びに行く・食事をする体験」は20~24歳で21・0%、25~29歳では31・0%に達し、いずれも「相手が選んでくれた実物のプレゼント」を上回った。

編集部おすすめ