今年度後期のNHK連続テレビ小説「ブラッサム」でヒロイン・葉野珠を演じる女優の石橋静河がこのほど、モデルの作家・宇野千代さんの郷里、山口・岩国市でロケを行い、報告会に出席。今後約1年間に及ぶ収録へ気合を込めた。

 「本当に桜が美しくて、一番満開の時に来ることができました。春がすみの優しい光の中、幻想的な景色からの撮影スタートでした」と岩国のとりこになった様子の石橋。桜の開花時期に合わせ、同じNHK大阪放送局制作の朝ドラ「ばけばけ」より約1週間早い時期のロケとなった。

 岩国といえば錦川に架かる名橋・錦帯橋。同地でもロケを行い、ボランティアのエキストラらと触れ合った。「街にいたら(地元の)おばちゃまが『今、ロケしてるのよ。宇野さんの朝ドラみたいよ。90歳のときにお祝いの会で桜の振り袖着てたわね。今は桜の時期でいいわよね』って。誇りに思われてるんだなと感じました」と振り返った。

 これから本格的に、約1年の収録期間に入る。昨秋には岩国市内にある宇野さんが眠る墓所で報告も済ませたという。

「千代さんの魅力を伝えられることがうれしいですし、しっかり伝えたいなと思います。一番は若い世代の人に、こんな大変な時代にこんなに真っすぐ自分の意思で生きていた人がいるんだ、ということを伝えたいと思います」と話していた。

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