◆天皇杯サッカー静岡県予選大会▽ブロック決勝 常葉大1―0SS伊豆(5日、草薙球技場)

 25チームが参加した予選大会のブロック決勝が行われ、常葉大がSS伊豆を1―0で下し、決勝トーナメントに進んだ。今月26日に行われる準決勝では、JFLのアスルクラロ沼津と対戦する。

 常葉大は前半だけでシュート10本を放つなど攻め込んでいたが、相手GKの好セーブもあって無得点。0―0のまま延長戦突入かと思われた。

 そこで決着をつけたのが4年生のMF能野日路(よきの・ひろ)だ。後半34分にピッチに立つと、アディショナルタイム3分にゴール前へ抜け出し、GKとの1対1を決めた。仲間と抱き合い、「今週は調子がよかった。4年生の貫禄を見せられた」と声を弾ませた。

 静岡・磐田東高時代はボランチで、2022年夏には浜松開誠館や静岡学園、藤枝明誠を倒して全国高校総体の切符を獲得。だがコロナ禍で大会直前に出場を辞退した代だ。

 大学ではずっとセカンドチームで「バイトや勉強で学生生活を楽しんでいました」。しかし最終学年を迎えるときに「得点感覚が優れている」と古橋達弥監督がトップに抜擢(てき)。能野も「最後の1年はサッカーに集中しよう」と気持ちを切り替え、トップチームの今季初公式戦でいきなり結果を出した。

 「テクニックには自信がります」と能野。

続く沼津戦も、仲間と一緒にピッチを思い切り走り回る。

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