バスケットボールB1リーグ・京都ハンナリーズ広報によるコラム「マンスリーハンナリーズ」。元お笑いタレントの経歴を持つ笠川真一朗広報(32)が担当します。

今回は、地元・京都出身、若手の兄貴分としてチームを束ねる、シューティングガード・川嶋勇人選手(35)に迫りました。

 いつでもどこでも周りに人が集まる。川嶋選手はとても魅力的な人間です。広報は選手と関わる機会が多く、心の距離も近くなります。一緒に街に繰り出すこともあり、勇人さんは頻繁に誘ってくれます。

 とても優しく、面白く、熱く、人知を超えた包容力。勇人さんとの酒席は格別です。先日、「酒を飲んで語ってもらう」という企画の撮影をしました(クラブの公式YouTubeチャンネルで公開予定です)。撮影時に飛び交っていたのが「ベテラン」という言葉。業界で生き残った者にだけ与えられる立派な称号だな、と感じました。

 勇人さんも先輩に救われた経験がありました。10年以上前。

何もうまくいかず、勝てない時期に「お前が迷ったらチームが迷う。お前の好きなようにやりな」。当時、主力だった渡辺拓馬氏(現福島GM)の言葉でした。

 勇人さんを師と仰ぐ若手もいます。メキメキと成長を続ける、ポイントガード・渋田怜音(れおん)選手(27)は開幕前に「まだまだ勇人さんから多くのことを学びたい。だからこのクラブでプレーすることを選んだ」と、語っていました。チームで生まれている一つひとつの積み重ねが、ウィニングカルチャーの構築、そして日本一へつながっていくのだと私は信じています。

(京都ハンナリーズ広報部・笠川真一朗)

 ◆笠川 真一朗(かさかわ・しんいちろう)1994年3月9日、奈良県生まれ。32歳。龍谷大平安時代は野球部で記録員として2011年夏の甲子園でベンチ入り。立正大でも野球部マネジャー。卒業後、百貨店勤務から転身し、お笑いコンビ「豚骨ホームラン」のツッコミとして活動。

引退後の22年5月から現職。

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