◆JERAセ・リーグ 広島2x―1阪神(5日・マツダ)

 「サンデー・良吏」が圧巻だ。広島の栗林良吏投手(29)が、8回5安打1失点で9三振を奪った。

2勝目こそ逃したが、95球完封で準完全投球だった前回登板の3月29日・中日戦(マツダ)に続く快投。8回に同点打を浴び「悔しかった」と反省したものの、連敗ストップの立役者になった。開幕3連勝のち4連敗で迎えた一戦で役割を遂行。新井監督も「本当に素晴らしいピッチング。栗林のおかげ」と最敬礼した。

 入団5年で134セーブを挙げた元守護神。先発転向2戦で計17回1失点、18奪三振と完璧なスタートを切った。特筆すべきは2戦連続無四死球。1球の失投すら許されなかった抑え時代と異なり、ストライクゾーン内にテンポ良く投げ込むスタイルで凡打の山を築く。捕手・坂倉との相性も抜群で「ゾーンをめがけて投げるだけ」とキッパリ。まだまだ発展途上だというが、頼もしい先発1年生だ。(直川 響)

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