プロボクシングの大橋ジムは6日、6月10日に東京・後楽園ホールで行う「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 157」の出場選手を発表。将来が期待される片岡雷斗(19)、弟の叶夢(とむ、18)兄弟=ともに大橋=がそろって出場することが正式に決まった。

 雷斗はプロ2戦目でライトフライ級(48・9キロ以下)のノンタイトル8回戦、叶夢はプロデビュー戦(バンタム級=53・5キロ以下=6回戦)で登場する。

 アマチュアで6冠を獲得し、大橋秀行会長(61)から「ザ・サンダー」の異名を贈られた雷斗は先月24日のプロデビュー戦で、日本ライトフライ級6位(当時)の大橋波月(湘南龍拳)に6回TKO勝ち。最新の日本ランキングでは、いきなり7位にランクインした。2戦目の対戦相手は未定だが「デビュー戦でたくさん経験させてもらった。より強くなった姿を見せます」と力を込めた。今後、本格的にスパーを開始する予定で「しっかり2戦目で相手を倒しに行くような、相手の隙を狙えるようなシーンをスパーでもできるようにしたい」と意欲的。「見ていて、面白い試合をして、夢と希望を与えるような選手になります」と宣言した兄は、弟との“競演”に「一緒に出場できるのはうれしいんですが、たぶん、弟の方がうれしいんじゃないかな?」と話した。

 高校3冠の叶夢は今月中にもB級(6回戦)のプロテストを受ける予定で、合格すればバンタム級6回戦でデビュー予定だ。兄から話を向けられると「兄のデビュー戦をすごく近くでみさせてもらって、自分がデビューするときに、こうやって同じ舞台でやらせてもらうのは本当にうれしい。大橋選手は本当に強くて、すごいプレッシャーがあって、プロの世界だなって改めて感じる試合でした」と兄の試合に大きな刺激を受けた様子。「しっかり圧倒して、自分のボクシングを貫いて、倒しに行きます」と叶夢。大橋会長からは「夢を叶えていく」という思いを込め「ザ・ドリーム」と命名された。

 最近金髪に染めた18歳は身長171センチ。高校時代にフジテレビ系「ミラモンGOLD」で特集されたり、昨年には第38回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにも挑戦したイケメンボクサーだが、スーパーバンタム級(55・3キロ以下)の世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)ともマスボクシング(軽めのスパーリング)を体験させてもらうなど大きな期待が寄せられている。「体験したことがないボクシングで、気づいたら目の前にいたというくらい、足のスピードがすごかった」とトッププロのすごさを肌で感じた。今後、成長次第では階級を上げていくこともあるようで、まずは「自分の持ち味を生かして、一戦、一戦、頑張ります」と抱負を語った。

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