アマチュアボクシングで49戦49勝(33RSC)無敗を誇り世界ユース、全日本選手権など9冠を達成した「ザ・キング」藤木勇我(18)=大橋=が、6月10日に東京・後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル157」でプロデビュー戦となるスーパーフェザー級(58・9キロ以下)6回戦に臨むことが6日、発表された。都内で会見した藤木は「デビュー戦に向けて、日々練習をしっかりやっている。

勝つ準備をして、6月10日は過去最大の自分を見せたい。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

 4月13日に後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル154」内でB級(6回戦)の公開プロテストを受験。日本ユース・ライト級王者の橋本舞孔(むく、20)=DANGAN=とスパーリングを行う予定だ。

 6月10日の興行は、7戦全勝(6KO)の東洋太平洋バンタム級3位・坂井優太(20)の同級8回戦、3月24日のプロデビュー戦で6回TKO勝ちした「ザ・サンダー」片岡雷斗(19)のプロ2戦目、片岡の弟の「ザ・ドリーム」叶夢(とむ、18)のプロデビュー戦が行われるなど大橋ジムのスーパーホープが勢ぞろいする。その中で、藤木のデビュー戦がメインイベントに抜てきされた。

 大橋ジムの大橋秀行会長(61)は「プロテストの時に対戦相手を発表する。今後も、この4人(藤木、坂井、片岡兄弟)のセットで(興行が)続いていくと思う。今回も4人全員がメインです」と話した。

 藤木はプロデビューへ向け、IBFスーパーフェザー級9位の力石政法(31)=大橋=とも6ラウンドのスパーリングを行ったという。「新しい自分のスタイルを見つけながら、プロでも強さを出していけるように取り組んでいる。練習している中で、プロでの自分のスタイルを確立していっている。

自分のスタイルを貫いて少しずつ成長していって、世界のトップと戦えるように準備します」と、世界を見据えて成長していくことを誓った。

 ◆藤木 勇我(ふじき・ゆうが)2007年12月25日、大阪市生まれ。18歳。元プロボクサーの父・直樹さんの影響で、兄・勇利(現東農大2年)とともに小学1年からボクシングを始める。・興国高で計6度出場した高校全国大会(選抜、総体、国体)を全制覇。23年にアジアジュニア選手権(アジアユース)、24年にU―19世界選手権(世界ユース)、25年に全日本選手権を制し、アマ9冠を達成。好きなボクサーは元4世界4階級制覇王者・ローマン・ゴンサレス。座右の銘は「楽な道より楽しい未知を」。身長・リーチともに170センチの右ボクサーファイター。

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